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ソフトコンタクトレンズの重要性と消毒方法について


眼鏡店取扱いのソフトコンタクトレンズケア用品。コンセプトステップとスリムケア。

ソフトコンタクトレンズは、その素材の特性上、水分を含むことで雑菌(細菌、カビ、さらには失明に至るリスクのあるアカントアメーバなど)が繁殖しやすい環境を作り出します。
通常、角膜の表面は「上皮細胞」で覆われており、この細胞に傷がなければ、これらの病原体による感染リスクは低減します。しかし、何らかの原因で角膜に傷があったり、結膜に炎症が起きている場合には、感染リスクが著しく高まります。
このため、ソフトコンタクトレンズの適切な消毒は、目の健康を守る上で決して欠かすことのできない最も重要な作業となります。毎日の正しいケアを徹底しましょう。


使い捨てコンタクト、コンベンショナルコンタクトレンズ



ソフトコンタクトレンズの種類 経済的負担 ★
1day (終日タイプ) 消毒不要 1日交換型 ★★★★★
1weeks(1週間終日タイプ) 消毒ケア1週間交換型 ★★★★
2weeks(2週間終日タイプ) 消毒ケア2週間交換型 ★★★
1month(1ヶ月終日タイプ) 消毒ケア1ヶ月交換型 ★★
コンベンショナルレンズ 消毒ケア使用期間1年
【ケアの基本:4つのステップ】
ソフトコンタクトレンズのケアは、**「洗浄」「すすぎ」「消毒」「保存」**の4つのステップで構成されています。
ステップ 目的
洗浄 レンズに付着した汚れ(タンパク質、脂質、化粧品など)を落とす。
すすぎ 洗浄剤や浮き出た汚れを洗い流す。
消毒 レンズに付着した細菌や真菌などの微生物を死滅させる。
保存 レンズを清潔な状態に保ち、乾燥を防ぐ。
【ケア用品の種類と特徴】
ソフトコンタクトレンズのケア用品には、主に以下の種類があります。

1. MPS(マルチパーパスソリューション)
• 特徴: 洗浄・すすぎ・消毒・保存の4つの機能を1本でまかなえる、手軽で広く利用されているケア用品です。
• 注意点: 必ずこすり洗いが必要です。

2. 過酸化水素タイプ
• 特徴: 過酸化水素の力で強力に消毒するケア用品です。
• 注意点: 消毒効果が高い反面、**「中和」**というステップが必須です。中和が不完全だと目に刺激を与える可能性があるため、注意が必要です。カラーコンタクトレンズには使用できない場合があります。

3. ポビドンヨードタイプ
• 特徴: ポビドンヨードを主成分とし、高い消毒力を持つケア用品です。
• 効果: カビや細菌、ウイルス、アカントアメーバに対する効果が期待できます。
• 注意点: 中和が必要です。ヨウ素アレルギーのある方は絶対に使用しないでください。

4. 「1ボトルタイプ」(洗浄・消毒・保存液)
• 特徴: 洗浄と消毒、保存を1本で行えるケア用品です。
• 種類: こすり洗いが必要なものと、レンズをつけ置きするだけでケアできるものがあります。

5. タンパク除去剤
• 特徴: 毎日のケアでは落としきれないタンパク質の汚れを分解するためのケア用品です。
• 推奨頻度: 週に一度程度の使用が推奨されています。