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視野検査


視神経の検査 (perimetry:英)

視野検査(しやけんさ)とは、「まっすぐ一点を見つめた状態で、上下左右どのくらいの広い範囲が見えているか」、また「それぞれの場所でどの程度の明るさまで認識できるか(網膜の感度)」を測定する検査です。
視力が「形をはっきりと見分ける能力」であるのに対し、視野は「見える空間の広がり」を指します。片方の目で見えない部分があっても、もう一方の目が補ってしまうため、視野の欠けは自分では気づきにくいのが特徴です。


視野検査で何がわかるのか?

視野の欠け方(欠損)や狭まり方のパターンを分析することで、目から脳に至る経路のどこに異常があるかを特定できます。
・緑内障: 視野検査が最も重要な疾患です。初期には自覚症状がありませんが、視野の一部がわずかに欠け始めます。
・視神経の病気: 視神経炎などで視野の中央が見えにくくなることがあります。
・網膜の病気: 網膜剥離や網膜色素変性症などで視野が狭まったり欠けたりします。
・脳の病気: 脳梗塞や脳腫瘍などで、左右どちらかの半分が見えなくなる「半盲(はんもう)」が起こることがあります。


主な検査の種類

目的に応じて、主に以下の2種類の装置が使われます。
種類 特徴
静的視野検査
(ハンフリー等)
一定の範囲内に、強さ(明るさ)の異なる光を提示して感度を測る。
動的視野検査
(ゴールドマン等)
動く光を周辺から中心へ移動させ、見える範囲の「等高線」を描く。
検査の流れと注意点
検査は暗い部屋で行われ、片目ずつ測定します。
1. 顔を器械に固定し、中央にある固定された点を見つめます。
2. 視線は動かさず、周辺に光が見えた瞬間に手元のボタンを押します。
3. 時間は片目につき5分〜15分程度です。

注意ポイント!
「見えた!」と思ったら迷わず押すのがコツです。
集中力が必要な検査ですが、疲れたら合図をして休憩することも可能です。
瞬きは自然にしても大丈夫です(器械が調整してくれます)。