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Topic 46. 黄砂の対策・注意点は?


黄砂の対策・注意点は?専門医にインタビュー
04月12日 19時49分
帯広厚生病院で呼吸器内科を担当し日本アレルギー学会の専門医でもある高村圭医師によりますと、黄砂の影響で目がかゆくなったり充血したりする結膜炎のほか、くしゃみや鼻水などの鼻炎症状が出ることがあるということです。
また、ぜんそくがある人の場合、ぜんそく発作を起こすことや、皮膚の湿疹やかゆみが出ることもあると指摘します。
こうした症状が起こるメカニズムについて※タカ村医師は「黄砂そのものに反応する場合もあるがそれよりも砂についてくる花粉やほこり、PM2.5を大量に口から吸い込んだり、目の結膜や皮膚に触れることでさまざまなアレルギー反応を起こすといわれている。PM2.5は粒子が細かいので気管支の奥まで入り障害を起こすこともある」と説明しました。
対策としてはアレルギーの原因となるものを回避することが大事だということで外出を控えることのほか、外出の必要がある場合は不織布のマスクなどを着用するとともに、服についた黄砂を外で払い落とすことを挙げています。
さらに、部屋の中に黄砂が入らないように窓の開け閉めを最低限にとどめたり、洗濯物を部屋干しにしたりすることのほか、拭き掃除や空気清浄機を使うことも効果的だということです。
特に、アレルギー性の疾患を持っている人はより症状が強く現れることがあるため注意が必要だということで「最近は気象情報でも黄砂の飛来時期が分かるようになっているのでかかりつけ医に相談して薬を早めにもらうことも対策になる」と話していました。