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Topic 53. 色や光が違って見える?白内障になると見え方はどう変わるのか?


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色や光が違って見える?白内障になると見え方はどう変わるのか?

白内障になると視界が欠けてしまい、通常と違う見え方になってしまいます。色や光が違って見えると言われていますが、白内障になるとどんな見え方をするのでしょうか?通常の視界との違いを知っておけば、白内障の発覚が早まる可能性はあります。正しく白内障の知識を身に付ければ、見え方の違いもわかるでしょう。この記事を見て白内障の見え方だと感じる方は、一度病院で診察を受けてみてください。
■白内障はどんな病気?
■白内障はぼやけて見えることが特徴
■白内障の術後の見え方は?
■白内障手術後も視力が安定ことはある?
■白内障の術後注意点
■白内障の見え方を覚えて異変に気付こう
白内障はどんな病気?
白内障は目の老化が原因で、水晶体がにごる病気です。主な症状としては、以下のものがあります。

目のかすみ
目のぼやけ
二重・三重に見える
光がまぶしく感じる

ピントが合いづらくなるため、目が疲れやすくなることも特徴。基本的に視力が低下して見えづらいと感じるため、老眼と間違われるケースが多いです。さらに、白内障によって眼圧が上昇すると、緑内障のリスクも高まります。白内障は視力の低下だけで済みますが、緑内障になると失明するケースもあるでしょう。

基本的に老化が原因で起こる病気なので、高齢者ほど発症のリスクが高まります。白内障が発症する年齢のボーダーは50代で、約60%の発症率となります。

50代の発症率:約60%
60代の発症率:約80%
70代の発症率:約90%
80代の発症率:約100%

80代ともなると、ほぼすべての方が発症してしまうため、避けて通れない病気と言えるでしょう。加齢によってリスクが高まりますので、白内障と感じたら早めに病院へ行くようにしてください。
白内障はぼやけて見えることが特徴
通常の視界と比べると、白内障はぼやけて見えることが特徴。全体的にスモークがかかったような視界になり、すべてのものが曇ったように見えます。

例えば、目の前に人がいたとしても、輪郭がぼんやりとしか見えません。にごった水晶体は青色を通さなくなるため、赤と黄色の光しか見えなくなります。全体的に黄色がかった視界になるので、視界が汚れて見えてしまいます。ただし、ゆっくりと見え方が変わってしまうため、黄色に見えている自覚はありません。

また、水晶体がにごっているため、目の中で光が乱れて反射します。ちょっとした光でも、まぶしさを感じてしまうので、十分に注意してください。
白内障の術後の見え方は?
白内障の手術を受けると、水晶体のにごりがなくなります。そのため、水晶体に入る光が多くなり、まぶしいと感じてしまうものです。目は少しずつ光量に慣れるので、放置していても自然と収まるでしょう。

どうしてもまぶしいと感じる方は、サングラスを着用してみてください。光の量を抑えられるため、かなり快適に過ごせます。

白内障の手術を受けると、初めて視界が黄色に見えていたことが実感できます。これは手術後に青の光を通すようになり、視界が青白く見えてしまうためです。そのため、白内障を治療すると、視界の見え方に驚いてしまうでしょう。


老眼や飛蚊症になることもある?

白内障の手術を受けて、老眼や飛蚊症になったという方もいます。白内障を治療することで、後遺症が起きてしまうことはあるのでしょうか?実際には老眼や飛蚊症になることはありません。

しかし、視界がクリアになることで、疾患していた病気に気付くことはあるでしょう。つまり、老眼や飛蚊症になったという方は、最初から目の病気になっていただけです。視力が戻ったことにより、気にならなかった部分に気付くという仕組み。

メガネやコンタクトレンズで視力を矯正した場合でも、同じように自覚するパターンがあります。老眼や飛蚊症になることが不安と感じている方は、安心して手術を受けてください。術後にその症状が出たとしたら、すでにあなたは老眼や飛蚊症になっています。
白内障手術後も視力が安定ことはある?
白内障手術を受けると、以前より視力が悪くなったと感じる方がいます。術後に視力が落ちる原因としては、糖尿病が考えられます。糖尿病にかかっていると、目の回復が遅くなり、視力安定までに時間がかかるもの。病院の先生の指示に従いなら、ゆっくりと視力が安定するのを待ちましょう。どうしても不安になるときは、病院まで行き相談してみてください。

また、白内障手術は眼内レンズの度数がずれてしまうことがあります。基本的には一人ひとりに合った度数に設定していますが、100%スムーズに行くわけではありません。白内障手術は合併症が起きてしまう可能性もあるため、病院の先生に聞くことがベストです。何か問題があるときには、必ず説明してくれますので、不安を伝えてください。
白内障の術後注意点

白内障の手術を受けたら、その後の過ごし方に気をつけなければなりません。気をつけるポイントとしては、「入浴」「化粧」「飲酒・喫煙」になります。

手術後は傷口が開かないように、最低1週間は入浴を避けてください。顔を洗いたいときは、絞ったタオルでゆっくりと拭きましょう。1週間経ってすべての許可が出たとしても、目を刺激することはNGです。

化粧も同じく1週間は行わないように注意してください。刺激を与えないように、アイメイクは1ヶ月行わないようにしましょう。さらに、飲酒やタバコは、1週間は避けるべきです。どちらも目を炎症させる原因になるため、必ず1週間経ってからにしましょう。
白内障の見え方を覚えて異変に気付こう

一般的な見え方と白内障の見え方は大きく異なります。白内障の見え方として代表的なものは以下の3つです。

全体的にぼやけて見える
黄色がかって見える
光がまぶしく見える

白内障の見え方を知っておけば、なんだか目がおかしいな?と疑問を感じることもあるでしょう。しかし、白内障はゆっくりと見え方に異変を起こす病気です。そのため、気付いたときには症状が悪化しているケースも少なくありません。白内障の発見を早めるためには、病院で定期的に診察を受けることが一番です。

また、白内障の手術を受けた後も、これまでと大きく見え方が変わります。視力が安定する期間は個人差がありますので、落ち着いて様子を見なければなりません。時間が経つことで、ゆっくりと視界が安定していくでしょう。もしも手術後に何か不安を感じたときには、病院の先生に相談してみてください。