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Topic 81. 【医師監修】白内障の確率はほぼ100%?!眼病を防ぐ食材とその摂取量とは


【医師監修】白内障の確率はほぼ100%?!眼病を防ぐ食材とその摂取量とは

突然ですが、我々人間が「白内障」になる確率って何パーセントだかご存知ですか?

実は、なんとほぼ「100%」!

医療の進歩によって人間の平均寿命は大きく伸びましたが、「目の寿命」はそれに伴っていません。

日頃から意識してケアをしておかないと、歳を重ねた時に白内障のリスクが高くなってしまいます。

身近過ぎてあまり意識することがない、「目」の健康。

・ブルーベリーサプリを飲んでいる
・目の体操をしている
・こまめに目薬をさしている


そういった方法も大切ですが、目の健康を守るという点では不十分かも。

そこで本日は、年間約500件もの白内障手術をこなす眼科専門医監修のもと、目のエイジングケアに効果的なある栄養素についてご紹介していきたいと思います。

最終的には失明する?!白内障とは

そもそも、白内障とはどういった病気なのでしょうか。

聞いたことはあるけど、どんなものなのか正直よく知らない

という方も少なくないかもしれませんね。

白内障とは、目のレンズである「水晶体」が白く濁ってしまうことです。

本来は透明であるべきレンズが濁ってしまうので、

「かすむ」
「見えづらい」
「まぶしい」


といった症状になって表れます。

メガネやコンタクトの度数をいくら上げても、スッキリと見えません。

そして放置しておくと、最終的には失明することもあります。

いまだに全世界における失明原因の1位は白内障です。
80歳以上はほぼ全員が白内障?!

進行しすぎるとおそろしい白内障ですが、珍しい病気ではありません。

白内障は40歳以上から発症しやすくなり、

50代の約50%
60代約70%
70代約90%
80代にいたっては約100%の人が白内障になると言われています。

つまり、ほぼすべての人が白内障になってしまうということです。
白内障が起こるメカニズムとは?
では、そもそもどうして歳を重ねると白内障が起こりやすくなってしまうのでしょうか?

最も大きな要因は、「酸化」です。

酸化とは、サビてしまうこと

鉄や銅が空気に触れているとサビていってしまうのと同じように、私たちの体も時間が経つに連れサビてしまいます。

そしてこの酸化こそが、私たちのさまざまな老化現象を引き起こしている主な要因です。

お肌が老化してしまうのも、この「酸化」が大きく関わっています。

水晶体も同じ。

白内障を引き起こす主な原因が「酸化によるストレス」です。

紫外線や加齢などによって水晶体が酸化を起こすと、水晶体のたんぱく質が変性を起こします。

それによって、白く濁り硬くなってしまうのです。

白内障になると老眼の症状も強くなります。
白内障が起こるメカニズムとは?
では、そもそもどうして歳を重ねると白内障が起こりやすくなってしまうのでしょうか?

最も大きな要因は、「酸化」です。

酸化とは、サビてしまうこと

鉄や銅が空気に触れているとサビていってしまうのと同じように、私たちの体も時間が経つに連れサビてしまいます。

そしてこの酸化こそが、私たちのさまざまな老化現象を引き起こしている主な要因です。

お肌が老化してしまうのも、この「酸化」が大きく関わっています。

水晶体も同じ。

白内障を引き起こす主な原因が「酸化によるストレス」です。

紫外線や加齢などによって水晶体が酸化を起こすと、水晶体のたんぱく質が変性を起こします。

それによって、白く濁り硬くなってしまうのです。

白内障になると老眼の症状も強くなります。
「抗酸化」が白内障予防のキーワード
このように、酸化は白内障の大きな原因であると言えます。

白内障を予防するためには、
一にも二にも「酸化を防ぐこと」が重要です。

そのことを「抗酸化」といいます。

目の老化を完全に防ぐことは難しいとはいえ、少しでも目の酸化を防ぎたいものですよね。

では、目の抗酸化のためにはどうすればいいのでしょうか。
水晶体を酸化から防ぐのは「〇〇」
目を酸化から防ぐためには、抗酸化物質を口から摂取することが非常に重要です。

とはいえ、抗酸化物質ならなんでも良いわけではありません。
「目のための」抗酸化物質を摂る必要があるのです。

そこで登場するのが「ルテイン」。

ルテインは抗酸化物質で、水晶体の健康に関わっている物質です。

水晶体を守ることができる栄養素というのは限られているのですが、ルテインはその数少ない栄養素のひとつ。

ルテインは、加齢や紫外線、ブルーライトなどにより、水晶体に発生する「活性酸素(酸化の原因物質)」を消去する能力に優れており、水晶体を酸化から守ってくれると言われています。

そのため、白内障への効果が期待されているのです。
ルテインが守ってくれるのは水晶体だけではない

ルテインが守ってくれるのは、水晶体だけではありません。
なんと「網膜」の酸化も守ってくれると言われています。

水晶体がカメラで言うところの「レンズ」だったのに対して、網膜は「フィルム」にあたります。

網膜は、目の奥に存在する器官です。

光を映像として映し出す、非常に重要な部位なのですが、近年は寿命の延長と食事の欧米化により「加齢黄斑変性」のリスクが懸念されています。

加齢黄斑変性とは、網膜にある「黄斑(おうはん)」という部分が、喫煙、紫外線、加齢、ブルーライト、高脂肪食、肥満などのダメージによって変性を起こしてしまい、視力の低下を起こしてしまうことです。

「モノが歪んで見える」
「視野の中心が暗くなる、欠けて見える」


などの症状として現れます。

50歳以上の80人に1人と、白内障と比べると発症リスクは少ないですが、最悪の場合、失明にいたることもある病気なので注意が必要です。

そしてルテインには、この加齢黄斑変性を防ぐ効果もあると言われているのです。
ルテインは「血液網膜関門」を通り抜けられる
この「網膜を守ってくれる」というはたらきは、文字で書くとたいしたことないように聞こえますが、実は非常に驚くべきことなのです。

なぜかというと、「血液網膜関門(けつえきもうまくかんもん)」が存在するからです。

血液網膜関門?なんぞや?

そう思われる方がほとんどかもしれませんね。

血液網膜関門とは、「網膜に届けてもいい栄養素をジャッジしている器官」のことです。

網膜というのはとても繊細で大事な部位ですから、なんでもかんでも栄養素を届けるわけにはいかないのです。

万が一網膜の刺激となる栄養素が紛れ込んでいたら大変ですからね。

そこで、人間の体には「血液網膜関門」というものが存在していて、網膜に届けてもいい栄養素と届けてはいけない栄養素を振り分けているのです。

そして、この血液網膜関門をくぐりぬけられる栄養素というのは非常に限られており、ルテインはその数少ないひとつなのです。

ルテイン以外としては、

鮭に含まれる「アスタキサンチン」や
パプリカに含まれる「ゼアキサンチン

が挙げられます。

それ以外の大多数の栄養素は、網膜に届くことができないのです。
ルテインは「飲むサングラス」

血液網膜関門を突破し、網膜に届いたルテインは、強力な抗酸化作用により網膜を保護します。

「加齢黄斑変性」を引き起こしてしまう要因の一つは、パソコンやスマホからでている「ブルーライト」。

ブルーライトが網膜に当たると、活性酸素が発生してダメージを受けてしまうのですが、ルテインはそれを強力に消去してくれます

その素晴らしい抗酸化作用は「飲むサングラス」と呼ばれて評されています。
眼精疲労を軽減する効果も
とはいえ、眼病の話をしてもピンと来ない方も多いかもしれませんね。

ルテインの効果は、「病気予防」だけではありません。
眼精疲労を軽減する効果」も期待されています。

パソコンやスマホを使うことが多い現代人にとっては、嬉しい話ですよね。

水晶体や網膜で発生する「活性酸素」は、眼精疲労の原因となります。

この活性酸素を消去して酸化を防ぐことで目の疲れが軽減されます。
ルテインを多く含む食べ物は?

ルテインを最も多く含んでいるのは「マリーゴールドの花」ですが、食事ではあまりマリーゴールドの花を食べる機会はありませんね。

身近な食べ物としては「ケール」と「ほうれん草」に多く含まれています。

ケールは100gあたり21.9mg
ほうれん草は100gあたり10.2mg

のルテインを含んでいます。
一日どのくらいとればいいの?
そんなルテインですが、眼病や眼精疲労を防ぐためには、一日あたり約6~10mgルテインを摂るべきと言われています。

これは、ほうれん草でいうと約2株

油などで炒めるとルテインが吸収されやすくなるのでおすすめです。

とはいえ、毎日ほうれん草を2株食べるというのも現実的ではなく大変なので、サプリメントを活用するのがおすすめです。

その中でも、特に眼科で購入できるようなルテインを含む総合的なサプリメントは目の抗酸化作用を増強することが期待できます。
まとめ
いかがでしたか?
本日は、眼病と「ルテイン」の効果についてお話ししました。

ルテインは目の健康を守ることができる、数少ない栄養素のひとつです。

大事な目のために、今のうちから摂取するように心がけたいですね。
監修医師プロフィール

医療法人社団 かわな眼科
理事長/院長 川名啓介 氏


[経歴]
1999年筑波大学医学専門学群卒業。
筑波大学附属病院、日製日立総合病院、総合病院土浦協同病院勤務を経て、2006年から筑波大学大学院 人間総合科学研究科講師となる。
2009年千葉県松戸市でかわな眼科を開設。
“快適な眼で、人生に潤いを“を目指し、患者さんにわかりやすい医療を提供することを目指している。

[専門分野]
白内障(年間約500件)
緑内障

[保有資格・所属学会]
日本眼科学会認定眼科専門医
医学博士

[クリニック]
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